楽して雷撮り
雷撮り、それはカミナリを撮影すること。カミナリを撮影すると誰でもちょっと自慢できます。それはカミナリが光る瞬間を予測できないから。
ここでは雷撮りの方法を考えます。しかし「確実に撮る方法」ではありません。撮れるかどうかはあくまで確率。運です。
「手間や費用をかけずに撮れる確率を上げる」あるいは「撮れる確率を下げずに手を抜く」・・・コストパ/フォーマンスのの追求。あるいは期待値の追求といったところです。
「質を上げるというより敷居を下げる」。誰でも手軽に雷撮りにチャレンジできるようにすることを目指します。
「雷撮り」をどう発音するのかは定かではありません。私は「ライトリ」と読んでます。音がライトニング(稲妻)に似てるし
実績
9月7日未明、ふと目が覚めると遠雷。雨の前触れのようです。午前4時少し前。雷撮りのカメラをセットし寝ました。眠る前に遠雷が2回くらい?落ちた音は聞こえません。望み薄?
朝、天気は回復して雷が落ちたような雰囲気は感じられません。が、調べてみると撮影された約250枚の中に他より明るい写真が・・・写ってるじゃありませんか!→
と、初めての雷撮りで撮影に成功してしまいました。しかも寝てる間に・・・
(使ったカメラは5年前に購入したミノルタ DiMAGE X20。200万画素のお手軽タイプ。三脚穴と電池室の蓋にヒビ&欠けが発生しており、じきに壊れそうな雰囲気。こんなものでも十分です)
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一般的な雷撮り
通常、雷撮りはデジタル一眼レフカメラを使います。しかもカメラにつきっきりで数十秒〜1分間隔で操作を繰りかえさなければなりません。
以前より安くなったとはいえデジタル一眼レフカメラはまだまだ高価。それに雷雨の中、つきっきり操作するのは大変です。
参考 :
雷なんでもサイト
雷と雷雨とシャッタースピードの関係
お手軽な雷撮り
概容
一般的なコンパクト・デジカメを連続撮影モードにして、窓際に外に向けて放置。それだけです。シャッターボタンは何かで押さえつけておきます。
メモリーカードが満杯になるまで、あるいはバッテリーが切れるまで、またはカメラの仕様で連続撮影できる上限まで、ひたすら連続撮影させます。
そして運良くカミナリが写るのを待ちます。
シャッターボタンの固定
連続撮影モードで撮影し続けるにはシャッターボタンを押さえ続ける必要があります。専用の道具もあります。
エツミ、コンパクトデジカメ用レリーズブラケット(E-6205)http://dc.watch.impress.co.jp/cda/accessories/2008/07/25/8907.html
エツミ、コンパクトデジカメ用シャッターボタン(E-398)http://www2.osamadesk.com/st/us2133/shop_detail.php?id=56
が、コレ↓で十分です。ゴムの輪とコードストッパー

ストラップのようにカメラに取り付けておいてもよし。必要なときだけ装着するもよし。
カメラの設置
三脚を使用しても良いのですが、出来るだけ窓ガラスに近づけて設置したたいし、室内で三脚って案外邪魔です。
金網フレームにゴムひもで留め、窓ガラスに付けた吸盤フック金網フレームを引っ掛けるのがお手軽です。
金網フレームを折り曲げるのがポイント。カメラがやや上向きになるので空を撮影するのに好都合。ガラスとの間に空間が生まれるのでレンズが突出するタイプのカメラでも邪魔になりません。
↓ゴムひもを掛けるだけなので柔軟。↓レンズが突出するタイプのカメラでもOK(借り物のカメラ)↓
カメラを窓に設置したら、遮光カーテンや適当な厚紙などで室内の明かりが撮影に影響を及ぼさないようにカバーするのを忘れずに!!
光対策置
家の中(窓ガラスの内側)から外のカミナリを撮影するときに配慮が必要なのがガラスに映る光。
・室内の明かり:消すか、遮光カーテンか何かを使って防ぎます。
・カメラの液晶モニター:モニターの照明が背後のカーテン等を照らし、それが窓ガラスに映る恐れがあります。
消せる機種なら消します。消せない場合は黒い画用紙などでカバーを作ってあげましょう。
・カメラの照明:フラッシュやAF補助照明などはOFFにしておきます
・カメラのLED:撮影中を示すLEDランプが点灯する機種はカバーで隠します。
・カメラ本体の前面:カメラボディも可能な範囲でカバーで隠したほうがよいでしょう。雷の閃光がカメラの前面に反射して窓ガラスに映り込む恐れがあります。

(青いゴム紐は壊れかけた電池室の蓋を押さえるためのもの)
カメラの設定
可能な限りデジタル一眼での撮影時の設定に近づけますが、コンパクトデジカメではほとんど選択肢がありません。設定はだいたい以下のようなになると思います。
・連続撮影モード
シャッターを押している連続して何枚でも撮影するモード。メモリーが満杯になるまで、または電池が切れるまで撮影を続ける。
連続して撮影する枚数が決まっている機種もある。 今回使用するミノルタDiMAGE X20は取扱説明書では「メモリーカードが満杯になるまで」となっているけど実際には256枚で止まるようです。
・露出 : 可能ならできるだけ長時間シャッターが開いているようにします。できなければ自動でOK
・ピント(フォーカス) : 可能なら無限遠方、あるいは遠景。でなければ自動でOK
・ファラッシュ : 発光禁止(問答無用)
・ISO感度 : 一番低い数値
・露出補正 : +最大値
・撮影画質 : 最良(ファインあるいはスーパーファインなど)
・撮影サイズ : 適当。VGA(640×480)か、それより一回り大きいくらいで十分でしょう。
撮影条件が悪いので美しい写真は期待できません。
ホームページに飾る程度ですからパソコンのモニターをはみ出すようなサイズは必要ないと思います。
大きいサイズにすると写真1枚あたりのファイルサイズも大きくなります。メモリーカード1枚に撮影できる枚数が少なくなります。
・ズームレンズ : 最大広角
補足:上記は夜間の撮影を前提にしています。昼間の撮影には減光フィルターの類を併用すれば設定は上記のままでよいと考えますが、未だテストする機会に恵まれません。
サンプル写真
この写真は上記の雷撮りセット(ミノルタ DiMAGE X20)で撮影に成功したものです。約10秒間隔、露光時間は4秒なのでコマとコマの間隔は約6秒です。

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(3枚の写真をクリックするとそれぞれのデジカメの生ファイルを表示します。640×480 約160KB)
この夏、あまりに頻繁に落雷があるのでこの雷撮りキットを作ったのですが、その後全く落雷がなく撮影するチャンスがなかなか訪れませんでした。
先日(2008.9.7)の夜明け前にようやく訪れた機会に雷撮りキットを設定して寝ました。そして撮影に成功しました。
カミナリを撮影できたこと自体は「運」(確率)ですが、努力せず、たいしたコストもかけず(ほとんと100円ショップの品)一発で成功したわけですから、
この雷撮りセットは十分効果があったと言っても文句はないでしょう。
新しいデジカメを買ったので古い機種を予備機としてしまい込んでる方、雷撮り用にしてみませんか?
あ、そうそう。窓ガラスができるだけ綺麗に掃除しておきましょう。
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